【注意喚起】出会ったら危険!?キャンプで遭遇する危険生物と対処法【アウトドア】
こんにちは!
DaLaCaの記事では日々キャンプの楽しさや、
アウトドアの素晴らしさを発信することを心がけているのですが、
キャンプは自然に囲まれた空間で行うことが多く、
時には、過酷な環境でのキャンプになることもしばしば。
その中で目を背けられない問題も「危険生物」があります。
生息域や季節など、その時の状況にもよるのですが、
自然に囲まれた場所では大なり小なり
こうした危険性を考えた方がいいでしょう。
そこで今回は、
・キャンプの途中で出くわす可能性のある危険生物の紹介
・その危険生物に遭遇した時の対処法
を記事にしていきたいと思います!
この記事を読んで楽しいキャンプを
より安全でいい思い出にしてくださいね!
それでは最後までお付き合いいただけたら幸いです。
目次
・熊
一番最初は危険生物代表「熊」です。
まさか私の近くには。と思っている人もいるでしょう?
しかし熊の分布は広く、北海道では「エゾヒグマ」。
本州の広い部分と四国の一部には「ツキノワグマ」が生息しています。
4月〜11月が活動時期で特に4月〜9月までは活動的になるので注意が必要です。
それでは、熊の特徴を詳しく見ていきましょう。
ヒグマ・ツキノワグマ
『樋熊』は北海道に生息している熊。
『月輪グマ』は本州に広く生息している熊です。
熊はナワバリ意識が強いので、両種が同一の地に分布することはありません。
熊は「雑食生」でキノコや植物を主食としています。
熊は本来、臆病な動物なので、自ら人間に近寄ってくることはありません。
しかし、お腹が減っている時や、子熊が近くにいる時などは「攻撃性が増す」ため要注意。
昨今では、食糧不足のために人里に降りてきていたりします。
動物の味を覚えた熊は凶暴性がますので注意が必要です。
頻繁にクマが出没するなどの情報があった場合はその場所へ行くのは控えましょう。
対処法
【予防】
熊の生息域にはなるべく近寄らないことが好ましいです。
人里に降りてくるのは、餌が不足する夏場が多くなります、
その為、人手が多いキャンプ場には注意は必要。
残飯や食料はテントや車の中に保管するようにしましょう。
また、鈴などの音が鳴るもので自分の存在を知らせてあげるのも効果的です。
【対処】
クマが遠くにいるのに気づいた場合は「落ち着いてその場から離れましょう」。
熊を刺激するような行動を取るのは絶対にやめてください。
熊はとても足が速いので敵と認識されたら基本は逃げられません。
近くでばったり遭遇してしまった場合は「目を見ながら後退り」でその場を離れてください。
食料などを持っていた場合、それを捨てて、餌にして逃げるのもあり。
熊は木登りが得意なので、木の上に避難するのもやめましょう!
・スズメバチ
キャンプ場などにある、茂みや木の樹洞はスズメバチの巣になっていることがあります。
その為、キャンプをしていてスズメバチに刺されたと言う被害は毎年起こっています。
蜂は夏から秋にかけて働き蜂が多くなり攻撃性も増します。
キャンプが人気な時期と重なることから8月、9月の蜂刺され事故は増加傾向にあるので、
注意してください。
スズメバチ
スズメバチは日本に17種存在しており、外敵から巣や幼虫を守るために他の動物を攻撃する、
非常に攻撃性の高い蜂です。
スズメバチは外敵が近づくと、「威嚇行動」として次のような行動を取ります。
・相手の周りをしつこく飛ぶ
・相手に狙いをつけて、空中で停止する
・顎を噛み合わせて「カチカチ」と鳴らす。
こう言う時は焦らずじっとして蜂が飛び去るのを待ちましょう。
対処法
【予防】
蜂は巣から離れた人間をわざわざ襲うことはありません。
出来るだけ、スズメバチのいそうな場所には近づかないようにしましょう。
蜂は黒色のものを攻撃する習性があるので、白や黄色の長袖、長ズボンを着用したり、殺虫スプレーを携帯するなども効果的です。
【対処】
もしスズメバチに襲われたら、可能ならばできるだけ遠くに逃げてください。
蜂が追いかけてくる距離は80mと言われており、それ以上逃げれば高い確率で被害を軽微に抑えられます。もし刺されてしまった場合は次の処置をしてください。
・毒を取り除く
・傷口を冷やす
(アンモニアをかけるのは効果がないどころか有害なので絶対しないように!)
・マダニ
キャンプやバーベキューなどで最も被害に遭いやすい生物の一つが「マダニ」です。
マダニは、普段気軽に行く公園などにも潜んであり、自然あふれる「キャンプ場」も例外ではありません。マダニには感染症の危険性もあり、噛まれた痛みよりも重篤になる場合があります。
実は小さくても被害は大きい危険生物なんです。
マダニ
マダニは野生動物の血液を栄養源にし、吸血後はパンパンに膨れます。
幼ダニ・若ダニは発育・脱皮のため、成ダニは産卵のために吸血し、ウィルスなどの病原体を媒介して感染症につながるのです。
鹿やイノシシ、野ウサギなどの野生動物が出没する場所には必ず潜んでいると思ってください。
日本に生息するマダニは約50種、ほぼ日本中で確認されています。
春から秋(3月~11月)が活動期間で、とくに山、キャンプ場、公園、河川敷、民家の裏庭,裏山、畑、あぜ道など草むらで被害にあいます。
対処法
【予防】
マダニの被害に遭わないために次のポイントに気をつけてください。
1.肌を露出させない服装で、薄い色の服の方が、マダニの有無が判りやすいです。
2.草むらに近づかないでください。
20cm~80cmの草であればマダニがいると思ってください。
笹にはとくに要注意です。マダニは「笹ダニ」と呼ばれるぐらいです。
3. 虫除けスプレーを使用してください。
4.けものみちに注意してください。
5.帰宅後の全身チェックを忘れないでください。
※特に、帰宅直後のシャワーがおすすめです。
【対処】
もし、マダニに噛まれてしまたら絶対に自分で取ったり潰したりしないでください!
吸血中のマダニを無理やり取り除こうとすると、マダニの口器が皮膚の中に残ってしまい化膿することも…。もし咬まれているのを見つけたら、すみやかに皮膚科等の医療機関でマダニの除去や消毒など適切な処置を受けてください。これといって症状がなくても念のため病院に行き、診察してもらいましょう。
・あとがき
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