こんにちは！

最近のキャンプシーンで「ヴィンテージキャンプ」なるものが静かなブームを起こしていることを皆様はご存知でしょうか？

 

ヴィンテージキャンプとは簡単に言うと、

最新のギアではなく、90s、80sのアイテムをキャンプに取り入れることで、流行やトレンドに左右されないレトロなキャンプを楽しむと言うもの。

 

最新のギアにはとことん便利なものが多く、何不自由なくキャンプが行える反面、

あえて不自由を楽しみたい人には少し物足りなさを感じるもの・・・。

 

そこでハードキャンパーたちが目をつけたのが「レトロギア」。

 

レトロギアは時代が古いので今よりも便利なものが少なく、

程よい不自由さでキャンプを楽しめる「丁度良さ」をもたらしてくれます。

 

そして何より「見てくれの良さ」。

 

そんな昨今、キャンパーたちを魅了してやまない「レトロキャンプ」の魅力を

今回は皆様にご紹介していこうと思います！

 

ぜひ最後までお付き合いいただけたら幸いです。

 

 

 

 

・ヴィンテージキャンプが流行っている背景

 

なぜ、今ヴィンテージキャンプが注目されているか？

その背景には「ヴィンテージアイテムの需要」が深く関わっているのです！

その背景を簡単に紹介しましょう。

 

なぜ、ヴィンテージアイテムが注目されているのか？

 

コロナ禍に入り、ブームになったのは「キャンプ」だけではありません。

実は「ヴィンテージ」もその一つなんです。中国のロックダウンで起きた半導体不足や、自動車工場の製造縮小により、新車が手に入れづらくなり、中古車の人気が上がり価格が高騰しました。また、90sなどの流行もあり、スニーカーやファッションアイテム、時計やホビーなど、新たなトレンドを追うより、流行に左右されないビンテージ品に目を向けるようになっているのです。

 

そしてその流れはもちろん「キャンプ」にも色濃く反映されるものになっています。

 

 

 

・ヴィンテージキャンプアイテムが人気になった理由

 

時代の流れといえど何故「色濃く反映」されるに至っているのか？

そこには流行だけではない、３つの要因が隠れていました。

 

 

経済状況

今、日本は円安による「経済状況の悪化」が懸念されており、商品の値上げに踏み切る企業が後を立ちません。その為、ある一定のキャンパーや、家庭を持つ人がキャンプの道具に当てれる「お金」が減少してしまい「USED（中古）」を求める動きが目立ってきた事が考えられます。

中古ショップなどでUSEDの商品を買ったり、メルカリなどの個人売買では良いものが安く買える事もあり、その延長戦上である「ヴィンテージ」が注目されているのです。

 

 

見た目の良さ

前述したように最近では80s、90sの服装やアイテムがリバイバルしている流れにあります。

その中で「映え」を狙える「ヴィンテージアイテム」はとても魅力的に映ります。

最新ギアにはない個性的でアヴァンギャルドな佇まいは他のキャンパーたちとの違いを演出するのに一役も二役も買ってくれる事でしょう。

 

 

 

業界のサイクルの速さ

これはキャンプ業界だけに言えた事ではないのですが、新作ギアのサイクルの速さについていけなくなったキャンパーたちが多くいるのも要因の一つに挙げられます。

最近では「１年」で技術や内容が大きく変わり、１年前の価値が１年後にはガクッと下がってしまう。と言うことが日常的になっています。そんなサイクルの速さに辟易としているキャンパーが増え、時代に流されない「ヴィンテージ」に注目していることも考えられます。

 

 

ただ全てが全て中古やヴィンテージで揃えればいいか？

と言うと決してそうではありません。

 

ヴィンテージで着飾るところは着飾り。

新しい技術で快適さを追求することこそ「キャンプのニューヴィンテージスタイル」と言えます。

では何をヴィンテージにして、何を最新のものにすればいいのでしょうか？

 

この先の項で紹介していきます！

 

 

 

・【ヴィンテージ】おすすめアイテム！

 

ランタン

 

ヴィンテージといえば一番最初に思いつく人も多いのではないでしょうか？

ランタンは目につきやすく、所謂「映えやすい」アイテムの一つです。

上記の「コールマン200A」はヴィンテージランタンの代表的なアイテム。

流通数が多いので比較的手に入りやすいですが値段は20000円以上とお高め。

年月日が刻印されている為、バースデイランタンとして探している人も多いようです。

 

 

 

ツーバーナー

 

お次は「ツーバーナー」。２クチコンロですね。

こちらもレトロインパクトがすごいですね。代表的なものだと「コールマン」と「PRIMUS」。

上記の画像は「PRIMUS2222」のポータブルツーバーナーです。パカっとひらけばコンロになる「おしゃれな一品」しかも便利な優れもの。これを入手できたら自慢できます。

 

 

ポータブルストーブ

 

最後は「ポータブルストーブ」です。

缶の内部で木材を燃焼させ、焚き火の要領で暖を取れます。

下の穴から空気を取り入れ、上に流れることにより火が上がる仕組み。

これは見た目ですね。何よりかっこいい。これひとつあればレトロキャンプ感が仕上がります。

上に鍋を乗せれば調理も可能。その絵面もかっこいい。

 

 

 

 

・最新ギアおすすめアイテム！

 

テント

 

キャンプのメインを担う「テント」。

もちろん、ヴィンテージで揃える人もいるのですが、テントは経年劣化や防水性の低下により、雨漏り、損壊などの被害に遭いやすい側面もあります。特に最近のテントは防水耐水性に優れており、クオリティの差が感じやすいアイテムです。居住に関わるアイテムは「現代版」で揃えた方が無難です。

 

 

保冷グッズ

 

クーラーボックスや保冷バッグも「現行」のもを推奨します。

夏キャンプでは冷たい飲み物を飲むのも一つの醍醐味。

特にビールなんかは冷たければ冷たいほどいいじゃないですか？

なのでそこは「機能性」にだわっていただきたいところです。

現行でも今の「ヴィンテージブーム」にならい「ヴィンテージ仕様」のものもあったりしますので、

自分で探してみるのもいいですよね！

 

 

 

・あとがき